コラム 妊娠中のトラブル


妊娠中も元気に楽しく過ごしたいものですが、自分でも気付かないうちに体に変化が起きてきます。中にはママにとってつらい症状も…。便秘やつわりなどもそうです。

私の場合は、妊娠初期のつわり、お尻の痛み、そして妊娠後期の貧血といったトラブルがありました。どんなものだったか、どうやって対処したかなど、もし参考になれば嬉しいです。
(つわりに関してはつわりを乗り越えてをご覧になってくださいね)


→妊娠初期 お尻が痛い!!
→妊娠後期 貧血に…

妊娠初期 お尻が痛い!!

お腹が大きくなってきて、腰痛に悩まされるという話はよく聞きますが、私の場合は妊娠11週ごろ、右のお尻(…というか、骨盤?関節??)が痛くて痛くてどうしようもなくなりました。
初めは筋肉痛かなと思っていたのですが、立ち上がったり座ったりすることはもちろん、寝返りを打つことさえままならなくなってしまいました。ピキーンとつるような痛みです。
とにかくなるべくお尻に負担をかけないようにして、あとは産婦人科でもらった湿布を貼っているうちに少しずつ良くなりました。
その時つわりもひどかったので、一時はどうなることかと思いましたが、痛みがひいて良かったです。何せ、トイレにも一人で行けないほどでしたから(T-T)
完治するまでに3週間ほどかかりました。

妊娠すると、出産をスムーズにするために骨盤や体中の靭帯をゆるめるホルモンが分泌されるそうです。ものすごく合理的にできてると思いません?
でも、靭帯がゆるむ事によって筋肉や腱、関節に負担がかかってしまうそうです。
私のような妊娠初期というよりも、お腹が大きくなってきてから関節を痛めてしまうケースの方が圧倒的に多いようです。普段から姿勢に気をつけたり、妊婦体操で筋肉を鍛えたりしておくと、腰痛予防になるそうです。

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妊娠後期 貧血に…

妊娠初期は正常だったのに、後期の検査で貧血と診断されてしまいました。食事には十分気をつけていたつもりだったのですが…。
妊娠すると血液量が増えるにもかかわらず、赤血球はそれほど増えません。加えて、お腹の赤ちゃんは母体から鉄分を吸収して自分の血液を作るので、どうしても妊婦は貧血になりやすいそうです。

私の場合、産婦人科で鉄剤を処方されました。4週間分服用したところでヘモグロビンの値が回復し、ひと安心です。
でもこの鉄剤、胃が荒れて大変でした。胃炎のような症状になり、3日間ほどものが食べられなくなってしまいました(TT)
鉄剤から解放されたと思ったら今度は胃薬を飲む羽目に…(^^;)

もちろん、貧血と診断されてからは一層食事にも気を配りました。
レバーや納豆、ひじき、ほうれん草などを積極的に食べました。ちょうどほうれん草が旬の時期だったので、ほうれん草はまとめてゆでて冷凍しておいて、ちょこちょこ食べるようにしてました。

貧血が重い場合、陣痛が弱くなり難産になりやすくなったり、出産の時に出血量が多かったりというリスクがあるそうです。
貧血予防・改善のためにも、普段から鉄分の多い食品を摂取する必要がありますね。

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