わが家の離乳食日記〜離乳食を作ろう。〜

2007年3月生まれの娘の離乳食づくり奮闘記。
離乳食開始時から1歳半ごろまでの離乳食メニューを写真付きで公開しています。
簡単に離乳食を作れるコツや離乳食の悩みなども随時載せています。


離乳食の開始と進め方について(「授乳・離乳の支援ガイド」策定を受けて)

Posted mao / 2007.07.01 Sunday / 22:49

娘は現在3ヶ月。もうすぐ生後100日を迎えます。
現在、口にしているのは母乳のみ。

上の子の時は、この時期はすでに果汁を与えていました。
1ヶ月健診の時にもらった紙に「生後2ヶ月を過ぎたら、果汁を与えてみましょう」というような内容が書いてあったし、母子手帳にも3〜4ヶ月の頃のページに「薄めた果汁やスープを飲ませていますか。」という項目があります。

また、ベビーフード売り場にも「果汁 2ヶ月〜」というような商品が並んでいるのを見て、全く無知だった私は、そろそろスプーン慣らしを始めなきゃならないのかと思ってしまったのです。

…が、結果は乳児湿疹がひどくなるというものでした。

当時色々調べて知ったことですが、まだ内蔵が未熟な赤ちゃんには負担がかかってしまうようで、アレルギーを引き起こすこともあるそう。
そのことを知って以来、果汁はさることながら麦茶も離乳食開始直前(5ヶ月半ば)まで与えませんでした。


そんな経験があったので、下の娘の離乳食についてもゆっくりスタートさせるつもりではあったのですが、そんな中、離乳食の進め方について大きな動きが。
2007年3月に、厚生労働省が「授乳・離乳の支援ガイド」というものを策定しました。
【参照】厚生労働省:「授乳・離乳支援ガイド」の策定について

今までのガイドラインとなっていた「改訂 離乳の基本」からの主な変更点をまとめると、

・離乳の開始時期:「生後5か月になった頃」→「生後5、6か月頃」
・離乳開始前の果汁やスプーン慣らし:必要なし

WHOの「生後6か月までは母乳だけで必要栄養量を満たす」という報告を受けての変更なのだそうです。


準備期に果汁を与えることについては「栄養学的な意義が認められてない」とされていますし、生後5〜7ヶ月にかけてスプーンも受け入れられていくので事前のスプーン慣らしも必要ないとのこと。

何か、上の子の時とえらい違いだなぁ…と思ってしまいます。


また、離乳の開始については「生後5、6か月が適当」とされていて、目安としては「首のすわりがしっかりしている、支えてやるとすわれる、食物に興味を示す、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる」などが挙げられています。
また、与える食品については「アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始める」とされています。

かといって、さぁ離乳食を始めようという時にいきなりおかゆを与えるのもちょっと抵抗がある気がするので、開始前に何日間かは重湯や野菜スープなどを与えてみようかなというのが私個人の考えです。

開始時期は、娘次第かな。
この辺りは個人差があると思うのでいつ頃からとははっきり言えませんが、
急いで進めることはせず、欲しそうにしていたら始めてみようか〜いう感じで、ゆっくり娘のペースに合わせていきたいと思っています^^


上の子の時は離乳食本とにらめっこしながら、「今は○ヶ月だからこうしなきゃ!」と必死になっていた部分もありましたが、今考えてみると育児書やマニュアルどおりにいくはずがないんですよね。
育児書に合わせるのではなく、その子その子のペースに合わせて進めることが大事だったんじゃないかなぁと。
大らかな気持ちで、娘と一緒に離乳食を楽しみたいと思っています^^

話が少しそれてしまいましたが、「授乳・離乳の支援ガイド」の策定によって離乳食の常識が大きく変わることになりそうです。
(母子手帳への記載の変更は、来年度からという情報もあるようです。)

それに伴い、メインサイト「離乳食を作ろう。」の内容についても少しずつ見直し・修正を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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【3ヶ月11日】お食い初め

Posted mao / 2007.07.07 Saturday / 22:43

先日、イオが生後100日を迎えました。
そんなわけで夫が休みの今日、お食い初めをしました^^
離乳食ではありませんが、本日のお食い初めメニューを公開!

20070707.jpg

  • 赤飯

  • (お赤飯の素を使ったら簡単でした!)

  • お吸い物

  • (わかめ、豆腐、かまぼこ、かいわれ)

  • 鯛の塩焼き


  • 根菜と鶏の煮物

  • (にんじん、大根、ごぼう、鶏もも肉)

  • オクラのおかか和え


  • カツオのたたき

  • (玉ねぎのスライスとかいわれを添えて)









    夫がイオを抱っこして食べさせる真似をしたのですが、箸を口に近づけるたびに「あ〜ん」って大きな口を開けてました。
    しかも、途中から箸が近づく度に「キャハ、キャハ!」って声を出して笑ってました^^
    ご機嫌なまま、お食い初めも無事終了♪



    それから、デザートのケーキも手作りしました。

    20070707_2.jpg

  • 桃のショートケーキ


  • 久々にケーキを焼いたので上手くいくか心配でしたが、スポンジはなかなかの出来^^
    でも、デコレーションがどうも苦手です。

    いちごのショートケーキにしようかと思っていたのですが、前日に白桃を買っていたので、それを丸々1個使いました。
    見かけはともかく、味はおいしかったです♪
    材料費300円弱で作れたので、お財布にもやさしいケーキです(笑)


    20070707_3.jpg

    断面はこんな感じ。
    お店で買ったものに比べると少しパサパサしてる感じはあるけど、2歳の息子もパクパク食べてくれたし上出来です^^
    桃もおいしくって、大満足でした。
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    私の離乳食作りモットー

    Posted mao / 2007.07.08 Sunday / 14:11

    離乳食の進め方については、人それぞれ色んな考え方があるように思います。

    「生後5ヶ月になったら離乳食を開始して、色んな食材を味わせてあげたい。
    たくさん食べて、ぐんぐん大きくなって欲しい。
    離乳食も、栄養バランスをしっかり考えてしっかり手作りするんだ!」

    そう考える方もいる一方で、

    「離乳食はあくまでも食べる練習。
    極端な話、1歳までは離乳食を食べさせなくてもそのうち食べられるようになるし、あまり早く進めるとアレルギーの原因にもなりかねない!
    離乳食なんてわざわざ作らなくても、大人食からちょっと取り分けてモグモグする練習すればそれでいい。」

    そういう考え方があるのも事実です。

    どちらの考え方も親として当然の考えであって、どちらも正しいと思うのです。


    赤ちゃんのことを一番近くで見ているのは、お母さんやお父さん。
    だから、お母さん・お父さんが赤ちゃんに合っていると思うやり方で進めていくのがベストだと思います。

    もちろん、途中で軌道修正することだって出てくると思います。
    「どんどん食べてもらいたいと思ってたけど、この子は小食みたいだからもう少しのんびり進めよう」とか、逆に「1歳までは母乳中心でいこうと思ってたのに、ごはんが大好きで離乳食の量も増やさなきゃ!」とか。
    赤ちゃんの様子を見ながら、楽しく離乳食を進められるといいですね^^


    最後に、私の離乳食作りのモットーを書いておきます。
    色んな考えの方がこのブログを見て下さっていますが、こうして宣言しておくことで、訪問者の方にもブログの内容がより理解しやすくなるかと思ったからです。

  • 離乳食開始は、生後6ヶ月から

  • 焦らずゆっくり、娘のペースに合わせて少しずつ(小さじ1ずつ)量を増やしていく

  • 初めて食べさせる食材は、1日1種類まで

  • 食物アレルギーに関してはあまり過敏にならず、育児本などで「○か月頃から食べさせて良い」と書かれている内容に従って進める。
    (ただし、卵に関しては生後9ヶ月現在まだ与えていない。)

  • 理想は、できるだけ手作り。だが、ベビーフードも積極的に取り入れてバラエティ豊かな離乳食を目指す(が、力量がなくてBFをうまく使いこなせていない…苦笑)。

  • 手作り離乳食を実現するため、フリージングを積極的に活用。


  • こんな感じで離乳食作りを進めていますので、よろしくお願いします♪
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    当ブログご利用にあたって

    Posted mao / 2007.07.08 Sunday / 14:22

    当ブログで紹介している情報は、あくまでも管理人mao自身の判断によるものです。
    情報のご利用やリンク先での行動に関しては、ご自身の責任においてお願い致します。

    私は栄養士や保育士などの資格を持っているわけではありませんし、離乳食についての専門的な知識を持ち合わせているわけでもありません。
    2人の子育ての中で得た知識や経験したことを記事に掲載しています。
    ですので、当ブログで掲載している娘の離乳食の進め方や食べさせる食材・量・形状などに関しても、すべて私自身の判断に基づいて掲載しています。
    ひょっとすると誤った情報がある可能性もありますので、情報のご利用に関してはあくまでも閲覧者ご自身の責任においてお願いします。

    万が一、不利益、損害を被った場合でも当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意ください。


  • 離乳食の進め方や食べさせる食材・形状などについて

  • 娘については生後6ヶ月から離乳食を開始し、娘のペースに合わせて新しい食材を食べさせたり形状を少しずつ硬くしたりしています。
    離乳食の進め方についてはいろんなご意見や考え方がありますので、あくまでもご自身の判断・責任において進めて下さい。
    詳細は私の離乳食作りモットーをご覧下さい。

  • 食べさせる量について

  • 当ブログでは、娘が食べた離乳食の量を記載している場合があります。
    これは、生後○か月(もしくは、離乳食開始○日目)の赤ちゃんが、これだけの量食べなければならない、ということではありません。
    あくまでも娘のペースで食べている量ですので、それが多いとか少ないとかいうわけではありません。ご理解ください。
    詳細は食べさせる量についてをご覧下さい。
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    食べさせる量について

    Posted mao / 2007.07.08 Sunday / 14:40

    メールやコメントなどでよくご質問いただくのが、離乳食を食べさせる量のことです。

    当ブログでは、娘の食べている離乳食の量を小さじ○もしくは○gという形で載せています。

    これは、生後○か月(もしくは、離乳食開始○日目)の赤ちゃんが、これだけの量食べた方がいいですよ、ということではありません!
    あくまでも、娘が食べた量を載せているだけです。

    もちろん、厚生労働省の「授乳・離乳支援ガイド」で目安とされている量を参考にメニューを考えてはいますが、目安とされている量にも幅があるし、食べる量には赤ちゃんによってずいぶん個人差があります。

    娘は、同月齢の赤ちゃんと比べてよく食べる方というわけではないと思います(多分、平均的な食べっぷりだと考えています)。娘よりもたくさん食べる赤ちゃんもいれば、ちょっとだけ食べて満足する赤ちゃんもいる。

    大人だって同じですよね?
    たくさん食べる人もいれば、小食の人もいる。
    それが、その人の食事の適量であり、その人の個性でもあります。

    赤ちゃんだって人間なんだから、ひとりひとり食べる量も違って当然。
    育児書や目安という枠の中に、赤ちゃん全員をひとくくりにしてしまうのは、きっと何か違うのではないかなぁと私は思っています。

    私の方にメールなどをいただくのは、娘よりも食事量の少ない赤ちゃんのお母さん方からであることが多いです。
    (時々、こんなに食べさせて大丈夫でしょうか…というメールをいただくこともありますが…。)
    小食の赤ちゃんを持つお母さんにとっては、他の赤ちゃんよりも食事量が少ないと不安になることもあると思います。
    それまで特に気にしていなかったお母さんが、私のブログを見て「うちの子の方が食べる量がずいぶん少ない…」と心配になるケースもあるのかもしれません。

    私が、娘の食事量を書いている理由は2つあります。

    ひとつは、イオがいつ、どのくらい食べていたのか記録しておきたい。
    そしてもうひとつは、同じくらいの月齢の子を持つお母さん方にとって、何らかの目安になればいいなということ、です。

    あくまでも目安、です。

    が、こうして量を記載していることによって、訪問して下さっている方の不安をかえって募らせているのだとしたら、それは本末転倒。
    なので、量を記載するのをやめた方がいいのかと迷っているのも事実です。
    とりあえず、今のところは記載を続けていますが…(毎食ではありません)。


    離乳食の量に関しては、

    どれくらい食べさせたらいいのか分からない。
    こんなに食べさせて、負担がかからないか。
    こんだけしか食べないけど、大丈夫かな。

    心配事も多いと思います。

    でも、基本は赤ちゃんのペースに合わせるということ。

    赤ちゃんが元気(下痢してない、吐いていない、発疹が出ていないなど)で、体重もその子なりの成長曲線を描いて増えていっている、そして何よりも食事を楽しく食べていれば、大丈夫です!

    離乳食は、あくまでも食べる練習。
    食べる量だけにこだわる必要はありません。

    モグモグ、ゴックンとただ量を食べられるようになることだけが練習ではありません。
    食事に興味を持つ、家族で食卓を囲んで楽しい時間を過ごす…。
    それも、離乳食期間の大事な役割だと私は思います。
    これから先長い人生、毎日摂り続けていく食事。
    その食事を楽しめるかどうかで、その子の人生の幸せ度は大きく変わると思うんです。

    離乳食作りは、不安や疑問だらけだと思いますが、まずは楽しく♪
    お母さんが楽しくないと、赤ちゃんだって楽しめるはずがないですよね!

    離乳食作りを頑張っていく中で、このブログが少しでも励みになることがあれば…。
    これ以上嬉しいことはありません!

    色々エラそうなこと書いちゃいましたが、私も単なる2人の子の母親。
    他の方よりも知識が豊富なわけでも、資格を持っているわけでもありません。
    2人の子供を育てる中で私が感じたことを、ちょっと書いてみました。

    子育て、一緒に頑張りましょう♪
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